〜ともなく・〜ともなしに

Do something without intention

意味

自分で〜しようとはっきり意識しないまま、ある動作を行う。
なんとなく〜する。

接続

「動詞」辞書形 + ともなく・ともなしに

注意

限られた意志動詞(見る・聞く・待つ・など)につくが、目的がなく無意識的に動作を行なっていることを表す。
前後に同じ動詞を使うことが多い。

テレビを見るともなく見ていたら、友達がテレビに出ていてびっくりした。
朝起きて、何をするともなくしばらくぼんやりしていた。
カーラジオの音楽を聞くともなしに聞いていたら、眠くなってしまった。

意味

はっきり〜と特定できない。

接続

疑問詞(+助詞)+ ともなく・ともなしに

注意

時間・場所・人などを表す疑問詞(誰・など)・疑問詞と助詞の組み合わせ(いつから・どこへ・など)につく。

どこからともなく、美味しいそうなカレーの匂いがしてくる。
誰ともなく、熊田さんのことをクマちゃんとあだ名で呼び始めた。
いつからともなしに、私はモーツァルトの音楽が大好きになった。