〜ものを
意味
〜が順当に成立していれば良かったのに、実際はそうではなかった。
接続
「動詞・形容詞」普通形(な形容詞 -だ- な)+ ものを
注意
文全体として話者の不満や残念な気持ちを表す。
事実とは異なることを仮定した文につく。
後には、事実を説明する文がくる。後の文の省略されることもある。
例
安静にしていれば治るものを、田中さんはすぐに働き始めて、また病気を悪化させてしまった。
もっと慎重にやれば誤解されないものを、彼の強引きなやり方がいつも誤解を招く。
よせばいいものを、彼は社長に大声で文句を言った。そのため会社を首になった。
一言声をかけてくれれば手伝ったものを。